手書きによる電子カルテのインタフェースに関する研究
五十嵐 健夫大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻
この研究室ではコンピュータを使いやすくするためのユーザインタフェースの研究を行なっている。特に電子カルテの手書きによる新しいインタフェースを開発している。 患者と対面してコミュニケーションをとりながら行う、あるいは迅速性を必要とするような医療現場でのカルテ記載システムとして、迅速な入力と入力者の医療判断を支援することを目的としたペン入力に最適化されたインタフェースの開発を進めている。 このシステムでは、手書きの診療録記載を行うメイン画面と、外部から入力されたデータを時系列で表示する(熱型表)サブ画面の、2つのディスプレイを利用する。手書きカルテ部分は、縦に長い巻物のイメージとして提示され、ユーザは自由に手書きの文字や図を描くことができる。画面は3分割されており、中央の縮小図で過去の記載を参照しながら新しい記載を行うことなどが可能である。プロブレムやオーダーについては、手書きの記載では不十分なため、全画面に表示されたリストから選択する方式を提案している。その他、記載内容を選択して消去・拡大・縮小する機能、過去のカルテの一覧表示機能、手書き文字認識を利用した計算機や3次元シェーマ描画機能などを実装している。
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手書きによる電子カルテのインタフェースに関する研究
五十嵐 健夫大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻
この研究室ではコンピュータを使いやすくするためのユーザインタフェースの研究を行なっている。特に電子カルテの手書きによる新しいインタフェースを開発している。 患者と対面してコミュニケーションをとりながら行う、あるいは迅速性を必要とするような医療現場でのカルテ記載システムとして、迅速な入力と入力者の医療判断を支援することを目的としたペン入力に最適化されたインタフェースの開発を進めている。 このシステムでは、手書きの診療録記載を行うメイン画面と、外部から入力されたデータを時系列で表示する(熱型表)サブ画面の、2つのディスプレイを利用する。手書きカルテ部分は、縦に長い巻物のイメージとして提示され、ユーザは自由に手書きの文字や図を描くことができる。画面は3分割されており、中央の縮小図で過去の記載を参照しながら新しい記載を行うことなどが可能である。プロブレムやオーダーについては、手書きの記載では不十分なため、全画面に表示されたリストから選択する方式を提案している。その他、記載内容を選択して消去・拡大・縮小する機能、過去のカルテの一覧表示機能、手書き文字認識を利用した計算機や3次元シェーマ描画機能などを実装している。
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