レーザスキャナによる計測データ処理プラットフォームの開発と応用
カテゴリー
- 機械
- 情報・通信
SDGs
研究内容
製造業における部品の工作精度の評価には、形状計測が可能な非接触3次元計測機であるレーザスキャナの利用が考えられる。レーザスキャナは近年目覚しく性能が向上しており、短時間で測定対象物を高密度に計測することが可能となった。高密度の計測データ(点群データ)からは連続曲面を緻密に再現することも可能である。
一方で、点群データの汎用のビューワ、エディタは充実しつつあるが、個別の工程に特化してエンジニアリングの観点から有用な情報を効率的に取り出すことは依然困難である。
船舶曲がり外板の解析例
曲面部材の設計データと計測データの比較
© 稗方和夫
点群処理プラットフォーム
個別用途に用いる処理系を実装するための基盤システム
© 稗方和夫
連携への希望
本提案では、独自に開発したカスタマイズ可能な点群処理プラットフォームを用いて、特定用途へのレーザスキャナ導入のための情報システムの開発に関心を有する企業・団体等からのコンタクトを希望する。
公開日 / 更新日
- 2021年11月18日
識別番号
- No. 00015-02