東京大学産学連携プロポーザル

熱帯林の再生・修復に関する研究

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー

SDGs

研究内容

陸域においてもっとも多彩で豊かな熱帯林生態系については、まだ未知の部分も多い。特に、劣化、消失した熱帯林の再生・修復に関しては、試行錯誤の事例の積み上げの段階を出ていない。熱帯林のこれ以上の減少をくい止めるため、その再生・修復が緊急かつ重要な研究課題である。この研究室では、環境修復を目的とした「環境造林」についての研究を行っている。

酸性硫酸塩土壌荒廃地での造林試験
熱帯低湿地の開発の失敗により、強酸性の酸性硫酸塩土壌が生成することがあり、そのままでは作物は育たないが、耐性種の造林により森林に戻すことができる。タイ国ナラティワート県。
© 小島克己

砂質土壌荒廃地での環境造林
環境ストレスの大きい荒廃地ではまずストレス耐性種を植え、その林内に耐性のない目的樹種を植えると希望する森林を造成することができる。タイ国ナラティワート県。
© 小島克己

想定される応用

具体的には、土壌劣化が生じていない場所での熱帯林修復(インドネシア・東カリマンタン州)、土壌劣化が生じている場所での熱帯林再生(タイ・ナラティワート)の事例がある。

連携への希望

これらに関するコンサルティングや情報交換の用意がある。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月19日

識別番号

  • No. 00021-02

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月19日

識別番号

  • No. 00021-02