ナイキスト基準を超える高速信号伝送のための信号処理技術
カテゴリー
- 情報・通信
- エレクトロニクス
SDGs
研究内容
ワイヤレス通信の分野では重要なリソースである周波数帯域は逼迫しており、通信の高速化・大容量化がますます困難となっている。本研究室では、様々なワイヤレス通信ネットワークについての研究を進めている。
例えば、「ナイキスト第一基準で表されるシンボルインターバルの限界を超える高速信号伝送技術」について研究をしている。この技術は、これまでのナイキスト基準に従う通信方法と異なり、送信シンボル間の干渉を許容することにより、周波数帯域を大幅に増加させることなく、シンボルレートを向上させることができる。また、高度な行列演算や周数領域信号技術などの信号処理を送受信機に適用することで、上記の性能向上を現実的なシステム環境において実現することを特徴とする。
Faster-than-Nyquist
信号伝送ナイキスト第一基準より小さいシンボル間隔で送信シンボルをパッキングすることで伝送レートを向上する。
© 杉浦研究室
連携への希望
通信システム高性能化のための共同研究やコンサルテーションなどに興味がある企業・団体からのコンタクトを希望する。
公開日 / 更新日
- 2021年12月21日
識別番号
- No. 00087-01