東京大学産学連携プロポーザル

酵母及び微細藻類の品質管理

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品

SDGs

研究内容

醸造製品及び発酵食品を作る際の酵母の品質管理は、最終商品の品質を維持する上で極めて重要な役割を果たしている。またアスタキサンチンなどの機能性物質を製造過程においても、ヘマトコッカスなどの微細藻類の品質管理が重要である。長年勘に頼ることの多かったこれら微生物の品質管理を、データサイエンス的手法を用いて形態的に評価する技術、およびそのためのソフトウェア(CalMorphとHaematoCalMorph)を開発した。酵母や微細藻類の増殖過程が変化する際に細胞の形状が変化することに着目し、多数の微生物細胞を含むサンプルの顕微鏡画像をPCに取り込み、そのビッグデータを画像解析することにより合理的な品質管理を可能にした。

出芽酵母の蛍光顕微鏡像
© 大矢 禎一

連携への希望

工場規模での実績もあり、この技術の活用に興味を持つ企業への技術提供およびコンサルティングが可能である。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00088-01

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00088-01