東京大学産学連携プロポーザル

植物の撥水性の改変による新品種の開発

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品

SDGs

研究内容

この研究室では、イネを用いた植物の撥水性に関与する遺伝子の機能解析を行っており、撥水性が異常となる様々な変異体を有している。これらの変異体を用いた解析から、葉の撥水性は表面の様々な構造変化によりコントロールされていることが明らかとなっている。またこれらの変異体からの原因遺伝子の同定を進めている。

図1 イネの葉の撥水性
イネは極めて高い撥水性を示し、水滴は球状になる。
© 伊藤 純一

図2 撥水性の低下した突然変異体
左:野生型 右:変異体
変異体では水滴の接触面が広くなり、撥水性が低下している。
© 伊藤 純一

想定される応用

これらの知見を利用することにより、作物の撥水性を変化させた新しい品種の開発が可能になると考えられる。

連携への希望

この知見に興味のある企業・自治体研究機関があれば、共同研究などに応じることが可能である。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00098-01

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00098-01