東京大学産学連携プロポーザル

複雑な天然有機化合物の構築法の開発と生物活性の応用

カテゴリー

  • 医学・薬学

SDGs

研究内容

この研究室では、強力な生物活性を持つ天然有機化合物の有機合成化学による構築と機能解析を中心研究課題としている。研究基盤分子は、タンパク質などの生体高分子に作用する極性官能基が密集した天然物と、イオンチャネルタンパク質そのものの活性をもちうる巨大ペプチド系天然物などである。多くの合成工程を要する複雑な有機分子の全合成においては、各工程の収率の向上と合成工程数の減少が、合成の効率化に重要になる。そのため、部分構造を連結する収束的合成と、官能基変換を減少できる選択的官能基化などの開発を遂行している。さらに、自由自在に三次元原子配列を操れる有機合成化学を武器に、天然物が本来持たない機能を付与した新生物活性分子の人工的創出を目指している。

図1 標的化合物の例
© 井上将行

連携への希望

これらの応用に関心を持つ企業等との共同研究を実施したい。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月22日

識別番号

  • No. 00151-01

カテゴリー

  • 医学・薬学

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月22日

識別番号

  • No. 00151-01