環境配慮型行動規定因の解析と行動促進ツールの開発
カテゴリー
- 環境・エネルギー
SDGs
研究内容
二酸化炭素の削減やごみ減量化、公共交通の利用といった、家庭での環境配慮型行動促進が求められている。各地方自治体ではエコポイントや見える化などの取り組みによって、住民の行動変容を促そうとしているが、実効性や継続性を伴わないケースが多い。本研究室では、住民が環境配慮型行動を行うには、どのような心理的因子が規定因となっているのかを明らかにする研究を行っている。オンラインアンケート及び共分散構造解析などの統計解析により、モデル化を行い、さらには実際の住民を対象とした教育プログラムの実施により、効果を検証する試みを実施している。また、各行動に伴う二酸化炭素削減量の解析も同時に行っている。
環境配慮型行動に関わる研究とデバイス開発の概念図
© 栗栖(長谷川) 聖
ライフサイクルでの環境負荷啓発に向けた教材やゲームの開発
© 栗栖 聖
想定される応用
現在、特に必要と感じているのは、実際に行動変容を可能にする仕組み作りである。特に、住民が楽しみながら自然に行動を変容させるきっかけづくりとして、既往のゲームや携帯、おもちゃといったデバイスを利用できないかと考えている。
連携への希望
そのような仕組み、デバイス作りに興味のある企業との共同研究を行う用意がある。
関連情報
公開日 / 更新日
- 2021年12月23日
識別番号
- No. 00210-01