勝野 正章教授
大学院教育学研究科 学校教育高度化専攻
SDGs
連携提案
専門分野は学校教育経営。分権改革と市場原理の導入が進行するなかで、従来の学校管理・運営とは異なる学校経営(ガバナンス)の諸様式が現れはじめている。学校経営研究の課題はまず、国や自治体の政策や制度に強く規定されつつもローカルな関係のなかで生成している、このような学校経営の実態と様式を分析し説明することである。そのうえでさらに学校が教育機関であることに由来する固有の経営論理を改めて析出していくこと、学校経営過程の組み換えを志向する教職員をはじめとする学校当事者とともに実践的・開発的・共同的研究を進めていくことを目指している。さしあたって現在,次のような研究テーマに取り組んでいる。
●民主主義と協働の原理に基づく学校づくり
●学校における成果主義の受容と変容
●教職員の同僚性と教育専門職としての成長
これらの研究成果を基に、教育関連機関等へのアドバイス等が可能である。