東京大学産学連携プロポーザル

儀我 美一特任教授
大学院数理科学研究科

SDGs

連携提案

数学はしばしば科学・工学の基礎を支える学問であると言われている。また現在の科学・工学を記述する言語でもある。数学には長い歴史があるが、同時に現在も大きく進歩している学問である。
土木・機械・情報通信やエレクトロニクス分野だけではなく、最近では材料科学・環境・海洋・農林水産・医学・薬学の分野などでも数学をいかに有効に活用できるかどうかが重要になってきている。経済や経営のような社会科学系の分野でも数理ファイナンスをはじめ、様々な数学が用いられている。また、新素材の開発に偏微分方程式が用いられたり、バイオテクノロジーの分子構造の決定に高度な幾何学が用いられている。最新の数学の成果を直接産業分野での先端研究に活かせれば、その効果は大きいと考えられる。
そのため、数学を専門とするこの研究室では、企業等において様々な問題を数学的に取り組む上で高度な専門知識を必要とする際や、数学上の疑問が生じた際に、協力可能と思われる数学研究者(必要に応じて学外の研究者も)を紹介したいと考えている。

関連情報

連携への希望

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