田中 潔准教授
大気海洋研究所 附属国際・地域連携研究センター
SDGs
連携提案
浅い海域に分布する植物群落は高い生産性を持ち、我々に豊富な漁場を提供するとともに二酸化炭素固定等、環境維持においても大きな貢献を果たしている。持続的な社会を築くためには、これら浅海域の合理的かつ持続的な利用が重要であり、海底の状態を正確に把握することが求められている。
この研究室では、各種音響計測技術(魚群探知機、サイドスキャンソナー、マルチビームソナー等)や高解像度衛星画像の解析により、浅い海域の海底地形、泥質、海草群落の分布を測定する技術の開発を行っている。既にこれらの技術を用いて藻場の2次元、3次元マッピングを行う等の成果を挙げている。
これらの技術およびこの研究室がこれまでの研究で得た多くの知見を基に、藻の分布状況の調査や漁場の泥質調査等で課題を持つ企業、団体等に対しアドバイスが可能である。