東京大学産学連携プロポーザル

宮地 隆廣教授
大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻

SDGs

連携提案

ラテンアメリカは人口約6億人を抱え、世界経済の約6%を占める。途上国が占めるこの地域は貧困、格差、治安の欠如といった問題を抱える場としてクローズアップされることが多いが、そうした制約を克服すべく、積極的に政治に関わろうとする活発な市民社会の存在が注目される。近年では、急速に成長するアジア経済のパートナーとして、ラテンアメリカ地域に対する関心が高まっている。
この研究室では、ラテンアメリカ諸国の政治的特徴を比較の視点から分析を進めている。比較はラテンアメリカ域内の共通性や多様性を考察するのみならず、世界の中におけるラテンアメリカの特徴を捉えることも含む。歴史的背景への理解と厳密な比較の手法を踏まえた調査の蓄積を生かした情報提供が可能である。

宮地隆廣『解釈する民族運動 : 構成主義によるボリビアとエクアドルの比較分析』(東京大学出版会、2014年)
© 宮地隆廣

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連携への希望

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