東京大学産学連携プロポーザル

高橋 慎一朗教授
史料編纂所 古文書・古記録部門

SDGs

連携提案

地方自治体はもちろんのこと、企業にとっても、「まちの魅力」を発信することはイメージ戦略上、きわめて重要である。この研究室では、日本の中世(平安時代末~戦国時代)の都市(まち)の歴史を研究している。中世日本の都市は、中小都市が列島各地に広がっていた点に特徴があり、現代日本のほとんどの都市において、その痕跡が残されている。歴史史料の分析を通じて、過去の都市(まち)の姿を復元することが可能なのである。研究を通じて明らかになった都市の歴史(まちの記憶)は、まちの魅力を発信する際の有力なコンテンツとなるとともに、都市の潜在的な力を再発見するきっかけをも生み出すものである。上記のミッションの基礎的な環境づくりとなる、史料調査や研究成果のレクチャーなどのサポートをする用意がある。

堅田(滋賀県大津市)の風景
中世以来、琵琶湖岸の港町として栄えた。
© 高橋慎一朗

橋本宿の跡(静岡県湖西市)
中世東海道の宿場町のあと。浜名湖にかかる浜名橋のたもとにあった。
© 高橋慎一朗

事業化プロポーザル

関連情報

連携への希望

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