東京大学産学連携プロポーザル

額定其労准教授
東洋文化研究所 新世代アジア研究部門

SDGs

連携提案

額定其労(エルデンチロ)研究室では、比較アジア法制史の構築を試みている。法の近代化問題も視野に入れながら、アジア各地域や民族の固有法の特性と普遍性について比較の視点から研究している。現在取り込んでいる主な対象は、モンゴルと日本、中国、韓国である。とりわけ、モンゴルや日本、中国の歴史と社会に関する知識と経験が豊富であり、これらについて国内の自治体や企業に紹介することが可能である。また、中国(内モンゴル)や日本、オーストラリア、イギリス、アメリカにおいて長期(それぞれ一年以上)滞在したことがあり、文化や国際関係を巡るグローバルな知識もある。東京大学では、狩猟法や動物法など幅広い分野に関わる授業を教えている。

中国・青海省海西州ウラン縣における草原開発風景。モンゴル人が放牧地として使っていた草原が、鉱山企業の工場の敷地となった(2006年撮影)。
© 額定其労

中国・内モンゴル自治区ハンギン旗における砂漠性草原と家畜放牧。地元企業の風力発電機が設置され、家畜の放牧が禁止されたが、干ばつの時はここしか放牧するところがない(2009年撮影)。
© 額定其労

関連情報

連携への希望

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