東京大学産学連携プロポーザル

産業上有用酵素の利用技術開発支援

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 素材
  • 基礎科学

SDGs

研究内容

この研究室では主に微生物に由来する各種の産業上有用酵素について研究を行った実績がある。例えば、バイオ医薬品糖タンパク質(IgGなどの抗体医薬)の糖鎖を切断するエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ、アクリルアミドの工業生産に用いられるコバルト型ニトリルヒドラターゼ、脂質を分解できる好熱性リパーゼ(カルボキシエステラーゼ)、位置特異的な水酸化反応を触媒して抗生物質生産や化合物変換を行なうP450酵素、キラル化合物の合成に用いられるNAD(P)H依存性デヒドロゲナーゼ、C-C結合を加水分解して切断することにより難分解性物質を分解する酵素などである。

医薬品(ジクロフェナク)を水酸化して変換するP450酵素の立体構造
© 伏信進矢

連携への希望

上記の酵素にかぎらず、さまざまな産業上有用酵素を用いた応用技術を開発するにあたり、立体構造を解明してそれをもとに改変を行い、基質特異性の変換や活性の向上、耐熱性の向上などを試みるなどして、支援することが可能である。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月18日

識別番号

  • No. 00017-01

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 素材
  • 基礎科学

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月18日

識別番号

  • No. 00017-01