東京大学産学連携プロポーザル

新規ミオスタチン阻害薬である 1 価 FSTL3-Fc の開発

森川 真大助教
大学院医学系研究科 病因・病理学専攻

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研究内容

骨格筋の肥大や筋力の増大を促進するミオスタチン阻害薬の新規製剤として、1 価Follistatin-Like-3(FSTL3)-Fc を開発しました。

1 価 FSTL3-Fc は、標的と考えられる因子を過不足なく阻害し、マウスに投与した時に十分な効果が認められ、かつ先行製剤で問題となった副作用を認めませんでした。

有効でかつ副作用の可能性の低いミオスタチン阻害薬は、進行したがんで見られる悪液質や高齢者に見られるサルコペニア(骨格筋減弱症)などの骨格筋萎縮や神経筋疾患の治療薬として有望です。また骨格筋の持つ代謝機能を改善することで、肥満や 2 型糖尿病の治療にもつながることも期待されます。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月20日

識別番号

  • No. 00030-02

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SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月20日

識別番号

  • No. 00030-02