海洋食料生産システムの開発
カテゴリー
- 農林水産・食品
- 環境・エネルギー
SDGs
研究内容
日本では、水産物需要の減少、漁業者の高齢化などによって、生産規模が縮小しつつある。一方で、世界では、水産物需要は急増しており、特に養殖生産量は急速に伸びている。
この研究室では、省人化、省コスト化によって、効率的な海洋食料生産システムの開発を行ってきた。高波浪対策、水温調節、赤潮対策等に使用できる浮沈式生簀や可変深度型生簀、定置網漁業の自動揚網システムなどの水槽実験技術や運動解析技術を開発してきた。併せて、自動給餌システムや無線映像伝送装置による管理システムなどを開発してきた。これらのシステムをマグロ、ギンザケ、ブリなどの養殖海域に適用し、その効果を実証してきた。
浮沈式生簀と自動給餌システム
© 北澤研究室
定置漁業の自動揚網システムの水槽実験
© 北澤研究室
連携への希望
この海洋食料生産システムの水産の現場への適用に関心を有する企業・団体等との共同研究やコンサルテーションが可能である。
公開日 / 更新日
- 2021年11月22日
識別番号
- No. 00034-02