湖沼・沿岸域の水質変動予測モデルとその応用
カテゴリー
- 環境・エネルギー
- 土木・建築
SDGs
研究内容
地球環境保全や環境修復に対する関心は大きくなっている。沿岸や湖水域における環境変化は生活に密着しているので、影響が大きい。
この研究室では、富栄養化や温暖化に伴って湖沼や沿岸域の水質や底質が悪化する現象の解明に取り組んできた。東京湾、カスピ海、琵琶湖、霞ヶ浦、池田湖、諏訪湖の物質循環に関する流れ場-生態系結合数値モデルを構築し、シミュレーションにより溶存酸素濃度の低下などの様々な現象を解析している。
東京湾・カスピ海における流れ場・水質シミュレーション
© 北澤大輔
琵琶湖・霞ヶ浦(北浦)・池田湖・諏訪湖における流れ場・水質シミュレーション
© 北澤大輔
想定される応用
このモデルによるシミュレーション手法は、水質、底質汚染が進行している湖沼、沿岸域の解析と最適酸素供給法などの環境改善手法の立案に応用できる。
連携への希望
この湖沼、沿岸域の水質改善予測モデルを適用することに関心を有する自治体・企業・団体等との共同研究やコンサルテーションが可能である。
公開日 / 更新日
- 2021年11月22日
識別番号
- No. 00034-04