東京大学産学連携プロポーザル

動物のコミュニケーション機能、攻撃性、社会性を司る遺伝子の発見とその応用

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品

SDGs

研究内容

ミツバチは社会性昆虫であり、女王蜂と働き蜂というカースト分化や働き蜂の齢差分業といった高度な個体間分業が存在する。また働き蜂は8字ダンスにより記憶した花の位置を仲間に教えるという高度なコミュニケーション機能を有している。この研究室では、こうしたミツバチの行動の分子的基盤を解明する目的で、ミツバチ脳の「分子的解剖」を進め、脳の高次中枢で発現する遺伝子や、行動に伴って脳で発現が変動する遺伝子の網羅的検索と同定、機能解析を進めてきた。また、このような遺伝子やその機能が動物種を越えて保全されているかについての研究も進めている。

想定される応用

このように、ミツバチを分子生物学の次世代モデル生物として用いることにより、各種の応用展開(種々の家畜やペットの記憶力の向上や攻撃性の調節、医薬の開発への応用等)が期待される。

連携への希望

この研究に関心を有する企業等との共同研究を希望している。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月23日

識別番号

  • No. 00039-01

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月23日

識別番号

  • No. 00039-01