東京大学産学連携プロポーザル

特殊環境における粘性測定と粘性標準構築への取り組み

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 素材
  • 基礎科学

SDGs

研究内容

当研究室では超精密な粘性測定手法の開発を行っている。世界の計量が量子標準に統一されようとしている現在においてもまだ粘性の標準は「水と毛細管」である。我々は独自の粘性測定手法である磁気浮上型EMS(Electro-Magnetically Spinning)法により、純水の1/100,000の低粘性を測定することに成功している。

磁気浮上により機械摩擦の影響を完全に排除したEMS粘性測定法。
© 酒井研究室

磁気浮上により計測された低圧気体アルゴンの粘性。現在、測定可能な最小の粘性は10nPa・sである。
© 酒井研究室

想定される応用

この技術を用いて粘性の測定精度をさらに向上させる技術開発の他、高温・高圧などの特殊環境下での粘性測定の試みも進めており、様々な工業プロセスにおける粘性のその場測定技術の開発などの共同研究を提案している。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月29日

識別番号

  • No. 00062-02

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 素材
  • 基礎科学

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月29日

識別番号

  • No. 00062-02