東京大学産学連携プロポーザル

医用・バイオレオロジー技術の提供

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 素材

SDGs

研究内容

この研究室では完全非接触で粘弾性測定が可能なEMS(Electro Magnetically Spinning)粘度測定システムを開発した。密閉環境に置かれた試料の粘弾性を、外部からの遠隔操作で計測することが可能であり、この特徴を活かした医療・バイオ系をはじめ粘性計測を行っているすべての分野への応用展開を目指している。

完全非接触、極微少量で純水の粘性を1%精度で測定するレオボックス粘性測定システム。
© 酒井研究室

レオボックスで測定されたヒト血液粘性の流動曲線。試料セルや粘性プローブはディスポーザブル使用が可能。
© 酒井研究室

想定される応用

本システムは試料に接するセル部分の使い捨て使用が可能であり、かつ必要な試料量が0.5ccときわめて少量ですむため、これまでにもヒト血液の流動解析や、口腔内におけるレオロジー現象研究への展開例がある。

連携への希望

今後の更なる医用・バイオ分野でのレオロジー応用の共同研究提案を受け入れる用意がある。

公開日 / 更新日

  • 2021年11月29日

識別番号

  • No. 00062-05

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 素材

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年11月29日

識別番号

  • No. 00062-05