地震発生の物理
カテゴリー
- 環境・エネルギー
- 土木・建築
SDGs
研究内容
地震はプレート境界面や断層での不安定すべりにより発生する。この研究室では、岩石の破壊・摩擦特性の理解に基づき、地震の発生機構や地震発生サイクルのシミュレーションに関する研究を行っている。最近の研究から、摩擦特性の不均一性により、プレート境界面では複雑なすべり過程を示すことがわかってきた。また、固着域端での応力集中に着目し、地震破壊発生の条件を明らかにした。
東海地震の発生サイクルシミュレーション結果。プレート境界のすべり量の時空間変化を示している。
© 加藤尚之
大地震発生直前のすべり変化についてのシミュレーション結果。
© 加藤尚之
連携への希望
地震発生の力学的条件、プレート境界面の摩擦特性、歪エネルギー解放の多様性、地震発生予測の可能性などの研究について、解説、助言することができる。
公開日 / 更新日
- 2021年12月21日
識別番号
- No. 00089-02