東京大学産学連携プロポーザル

微生物機能を利用した、二酸化炭素の有効利用

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 環境・エネルギー

SDGs

研究内容

独立栄養微生物は、二酸化炭素ガスから全ての菌体炭素構成成分を生合成できる。二酸化炭素ガス固定のためのエネルギーは、光または無機化学物質(水素、イオウ、鉄など)により供給されているが、ここでは無機化学物質をエネルギー源として生育する化学独立栄養微生物を対象とする。
この研究室では、水素をエネルギー源とする好熱性水素細菌を研究対象として、微生物の独立栄養的代謝に関する知見、知識を多く有している。そこで、独立栄養微生物を利用した二酸化炭素の有効利用、特に物質生産・物質変換を指向している企業と共に研究を進めることを通して、保有する知識等が有機的に活かされ、産業化に繋がることを希望している。

還元的TCAサイクルの模式図
好熱性水素細菌において機能している独立栄養的炭酸固定サイクルであり、生化学で広く知られているTCAサイクルの逆回しのような恰好となっている。
© 応用微生物学研究室

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00103-01

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 環境・エネルギー

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00103-01