東京大学産学連携プロポーザル

イスラーム教シーア派に関する研究・情報提供

カテゴリー

  • 経済・経営・政策・法律
  • 社会・文化・教育

SDGs

研究内容

シーア派は、イランとイラクだけでなく、レバノン、アゼルバイジャン、湾岸諸国、アフガニスタン、パキスタン、インドなどにも広く分布しており、現在のイスラーム教徒の動向を理解する上で一つの重要なキーとなっている。また、少数派の代表格であるシーア派を知ることは、それと対峙してきた多数派スンナ派、ひいてはイスラーム教という宗教全体を理解することにもつながる。

宗教都市クム(イラン)の核をなすハズラテ・マアスーメの聖廟(2011年12月)
© 森本一夫

クム市で行った講演のあとの記念撮影
© 森本一夫

連携への希望

シーア派理解へのアプローチにはさまざまなものが考えられるが、特にその教義・思想・歴史といったシーア派信徒の宗教的アイデンティティの根幹に関わる側面に関し、共同研究による理解の深化、講演会などを通じた知識の普及、あるいは個別の情報提供などに関心をもつ企業・自治体などがあれば協力したい。なかでも、イランの宗教的な中心であるクム市を中心に活動する学究的なタイプの(政治的ではないタイプの)聖職者たちを招いた意見交換会・交流会などの企画は大歓迎である。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00118-01

カテゴリー

  • 経済・経営・政策・法律
  • 社会・文化・教育

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月21日

識別番号

  • No. 00118-01