森本 一夫教授
東洋文化研究所 西アジア研究部門
SDGs
連携提案
「ライフ・ワーク」としているのは、イスラーム教の預言者ムハンマドの一族とされる人々、すなわち「サイイド」「シャリーフ」などと呼ばれる人々に関する研究である。彼らの姿を解明することを通して、イスラーム教という可変的な宗教伝統がとってきた多様なあり方や、人間社会において血統という観念が受けてきた扱いについて、よりよく理解したいと思っている。
また、主にアラブの侵入とモンゴル侵入に挟まれた時期のイラン高原の宗教社会史・文化史にも関心がある。
これらの知見について、関心のある企業・団体への学術指導、アドバイス等が可能である。