東京大学産学連携プロポーザル

水中の柔らかい微粒子を粒径選別・空間配置できるデバイス

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 基礎科学

SDGs

研究内容

本研究で提供するデバイスは、水中で浮遊するマイクロメートルサイズの柔らかい微粒子(人工小胞体、ゲル微粒子、細胞など)をサイズによって選別し、目的のサイズのものをマイクロメートル間隔で配置できる。デバイスの材質は、透明性が極めて高いポリジメチルシロキサンとガラスであるため、光学顕微鏡(特に蛍光顕微鏡)でデバイス内の微粒子を一つ一つ観測することが可能である。
なお、本デバイスは、東京大学生産技術研究所の竹内昌治研究室との共同研究の成果であり、生命動態システム科学拠点事業「複雑生命システム動態研究教育拠点」から支援を受けて創製された。

デバイス内に配置された人工小胞体(リポソーム)の蛍光顕微鏡写真。囲みは、高倍率での共焦点レーザー走査型蛍光顕微鏡写真。
© 豊田研究室

想定される応用

薬剤スクリーニングやバイオセンサーへの応用が期待される。

関連情報

参考文献:a) Y. Kazayama, T. Teshima, T. Osaki, S. Takeuchi, T. Toyota, Anal. Chem, 2016, 86, 1111.
b) 豊田太郎,風山祐輝,大崎寿久,竹内昌治,分析化学,65,715 (2016).

公開日 / 更新日

  • 2021年12月22日

識別番号

  • No. 00160-02

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 医学・薬学
  • 農林水産・食品
  • 環境・エネルギー
  • 基礎科学

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月22日

識別番号

  • No. 00160-02