人間と「会話」するロボットの開発
カテゴリー
- 機械
- 情報・通信
- エレクトロニクス
SDGs
研究内容
次世代ロボティクスでは、自然言語による人間とのコミュニケーション・インターフェースが求められている。人間の脳は、コミュニケーションのための入出力デバイスだけでなく、文法処理や意味処理を含む思考言語のシステムを備えており、その深い理解が上記コミュニケーション・インターフェースの開発に必須である。
当研究室では、文章理解や音声・手話認識などの脳内機構について研究しており、人間と「会話」するロボットの開発について研究指導が可能である。
図1 人間の左脳の言語ネットワーク
fMRI(機能的磁気共鳴映像法)などのイメージング技術によって明らかになってきた人間の言語中枢。人間の言語は文法などの機能モジュールによって担われており、その脳内機構の深い理解がコミュニケーション・インターフェースの開発に必須である。
© 酒井邦嘉
図2 酒井邦嘉著『言語の脳科学-脳はどのようにことばを生みだすか』(中公新書、2002年)
© 酒井邦嘉
連携への希望
会話するロボット開発に興味を持たれる研究者・技術者との共同研究・技術指導を希望する。
関連情報
羽生善治/酒井邦嘉 著『人工知能VS人間は、将棋でも日常生活でも?AIが問い直す、人間が生きる意味』(中央公論新社、2017年)
http://www.chuko.co.jp/ebook/2017/05/515933.html
公開日 / 更新日
- 2021年12月23日
識別番号
- No. 00207-01