コンピューターのスクロールを効率化する技術の応用~移動速度に応じて自動的に拡大縮小倍率を変化させる手法の応用~
カテゴリー
- 情報・通信
SDGs
研究内容
この研究室では、コンピュータ科学におけるユーザーインターフェースやコンピュータグラフィックスの研究を行っている。コンピューターを用いて作業する場合、しばしば画面をスクロールする必要が生じ、適切な画面を表示させることに手間取ることもまれではなく、作業効率の低下の原因となっている。ここでは、マウスで画面をつかみ、急に動かした場合は自動的にズームアウトして大きく移動し、移動速度を落とすと比例してズームインすることにより細かな移動が容易となるように、速度と縮尺を関連づける手法を開発した。
自動ズーミングの例
© 五十嵐健夫
想定される応用
頻繁に画面スクロールが必要となる地図ビューワーなどにおいて有用であることが実証されている。
連携への希望
この技術の、さらなる展開に興味を有する企業との共同研究開発が可能である。
関連情報
公開日 / 更新日
- 2021年12月27日
識別番号
- No. 00232-10