流体機械内部不安定流れ現象のアクティブコントロール
カテゴリー
- 環境・エネルギー
- 機械
- 航空・宇宙
SDGs
研究内容
ジェットエンジン、ターボ機械等の研究を行っているこの研究室では、これら機器内部で起きる高速流の解析に必要な実験施設、装置を豊富に有するとともに、充実した計算機環境を利用した数値流体解析が可能で、多くの研究実績を有している。これらをもとに、流体機械内部で起きる不安定流れに基づくフラッター現象の抑制に関して研究を進め、スマート構造(形状記憶合金、ピエゾ素子応用)を動翼(または静止翼)に採用したアクティブコントロールの研究をすすめ、その効果をシミュレーション及び実験により確認している。また、旋回失速の問題についてもアクティブに空気流を追加することによりコントロール可能であることを確認している。
ピエゾ素子を装着して圧縮機翼の後縁を能動加振し、翼の不安定振動を抑制している例
構造-流体連成数値解析の結果。実験でも制御の有効性を確認している。
© 渡辺紀徳
連携への希望
これらの研究に関心を有する企業等との共同研究を希望している。
公開日 / 更新日
- 2021年12月24日
識別番号
- No. 00233-06