東京大学産学連携プロポーザル

設計・施工・維持管理支援システムの開発

カテゴリー

  • 経済・経営・政策・法律
  • 土木・建築

SDGs

研究内容

単品生産を特徴とするインフラ事業の設計段階、施工段階、そして維持管理段階において技術者の判断を支援するシステムを開発し、BIM/CIMやICT等を活用して生産性向上だけでなく質の高い事業の実現に貢献する。特に、個々の企業では取り組みにくい建設産業全体で開発が望まれる協調領域の研究課題に先行して取り組み、オープンイノベーションが促進される体制の構築を目指している。

個々に異なるインフラの要求性能を仕様(スペック)に取り込み、柔軟な設計環境を実現する支援システム開発を行う。測量・地質調査で得られた3次元環境情報と建設段階や運営・維持管理段階に求められる制約条件等を設計段階の仕様に明示的に取り込み、サイバー空間で設計作業を行うためのスペックマネジメントシステムである。
© 小澤一雅

個々に異なる施工条件を制約条件として取り込み、要求される品質・コスト・工程等に応じて、生産性と現場の安全性向上を実現する施工計画や施工管理の支援システム開発を行う。サイバー空間において生産性向上を実現するロボット機能や建設機械の設計を行うことも可能なデジタル建設システムである。
© 小澤一雅

個々に異なる事業環境を制約条件として取り込み、工事の実施に必要な技術及び機労材をどのように調達し実施体制を構成するのが良いかを検討するための支援システムの開発を行う。ブロックチェーン技術を応用した品質システムとスマートコントラクトを活用した自動決済システムを組み合わせて検査・支払いシステムの合理化を図るとともに、新たな市場の創設を含めた建設市場の変革や新しいビジネスモデルの創出を目指す。
© 小澤一雅

連携への希望

この研究に関心のある企業や団体等と共同研究や学術指導を行う用意がある。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月29日

識別番号

  • No. 00246-02

カテゴリー

  • 経済・経営・政策・法律
  • 土木・建築

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月29日

識別番号

  • No. 00246-02