地球観測衛星の画像処理高度化の研究
カテゴリー
- 航空・宇宙
SDGs
研究内容
衛星からの画像は、資源探査や環境モニタリングなど利用分野がますます拡大し、その画像の高精度化への要求も高まってきている。この研究室では、地球観測衛星や惑星探査の各種センサ(ASTER、Hyperion、HISUI、Kaguya等)からの画像処理高度化の研究を行っている。振動補償や、光学センサの視線ベクトルの高精度化、新しいリサンプリング法などの処理により、有益な衛星リモートセンシング画像を生成している。また、処理結果を三次元地殻変動の検出や超多波長放射計の利用に用いている。
迷光補正による解析の高精度化
(左:補正前、右:補正後)
© 岩崎研究室
衛星画像から作成したエベレスト三次元モデル
(データ元:RSDAC/METI/NASA)
© 岩崎研究室
想定される応用
センサに起因するデータの問題を解決し、よりよい解析を行うことで、データの価値を高める応用を考えてます。
連携への希望
これらの知見を生かし、リモートセンシングデータ処理に興味のある企業へのコンサルティングを行う用意がある。
公開日 / 更新日
- 2022年01月11日
識別番号
- No. 00255-01