SDGs
連携提案
解剖学研究室では、”形”の面白さ、”形”の中に秘められた謎に対して好奇の目を向け、”形態学”の視点から研究を行っている。一個の受精卵から様々な”形”の細胞が分化し、それらが集合して一個の動物体が完成する。また、長い進化の過程で様々な動物種が数多く生み出される。生殖腺、胆道に着目し、特殊性と普遍性を明らかにすることを目的とし、様々な角度で基礎研究を行っている。応用研究では、本学医学部附属病院等との共同研究で、ヒト胆道閉鎖症、ヒトCOFG(congenital cerebellar, ocular, craniofacial, and genital)症候群のモデルマウスを用いた病態解析と治療法の開発を行なっている。
主に以下のような臨床研究に取り組んでおり、応用・実装等に関心のある企業との連携が可能である。
研究テーマ
・ヒト胆道閉鎖症の病態と治療法の開発/胆汁鬱滞の可視化法、定量法と治療薬の開発
・ヒトCOFG(congenital cerebellar, ocular, craniofacial, and genital)症候群の治療法の開発
新規の胆管造影剤による肝管-総胆管の可視化法の開発(山羊成体の肝臓の臓側面:左上、右下側に未標識の胃、空腸)
© 宮崎、高見/撮影者 太田