江崎 浩教授
大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻
SDGs
連携提案
本研究室では、ネットワークのアーキテクチャ・バックボーンから、センサやモバイル、あるいはそれらを活用したスマートシティの実践やセキュリティ等、幅広く研究を行っている。新世代インターネットに関連した基礎技術および応用技術の研究を行い,実際に開発運用することで実践的な技術を生み出すことを目的としている。
本研究室は数多くのプロジェクト(WIDEプロジェクト, Live E! プロジェクト, Green東大プロジェクト等)に貢献すると同時に、多くのイベント・ネットワーク運用(WIDE Camp,Interop Tokyo, IETF)にも積極的に参画している。
共同技術開発や研究成果の応用・実用化に関心のある企業との連携が可能である。
www.gutp.jp
事業化プロポーザル
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東京大学グリーンICTプロジェクトこの研究室では、IT技術の活用による地球環境問題の克服と、IT環境自身の省エネの達成を目的とした研究を行っている。研究開発活動を通して、マルチベンダ環境ならびにマルチサブシステム環境における、統合的エリアマネージメントシステムの管理制御技術を研究開発し、その運用技術の確立を目指している。本活動は、省エネおよび環境対策という視点でとらえれば、大規模キャンパスおよびメトロポリタンにおける「人」を中心に据えた、いわば、「エネルギーサプライドチェーン管理制御システム」の構築に資する活動であると位置づけることができる。具体的な課題は 1.ファシリティーマネージメントシステムの稼働実態の正確な計測と解析 ○マルチベンダ、マルチサブシステム環境での統合的データ収集技術の確立 ○大学における総合教育研究棟におけるデータ収集指針の確立 2.計測データの解析・表示による効果の検証 3.先進的制御技術・制御システムの導入とその効果の検証 であり、東京大学 工学部 2号館(2005年竣工 地上12階 総合研究教育棟)を用いて、総合的で先進的なファシリティー マネージメントシステム技術の検証と評価、さらに、運用技術の確立を目指し、本実証実験の成果を、他の大学組織への横展開と、公共施設等への縦展開を図っていく。
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TCP/IP技術を用いたオープン ファシリティーネットワークに関する研究開発この研究室では、ビルや輸送システムに代表されるファシリティーネットワークを大規模なセンサーネットワークとして捉え、TCP/IP技術を用いたオープン化と新しい応用に関する研究を行っている。従来のファシリティーネットワークは各社の独自技術を用いて構築運用され、異なる機器の間での連携による効率的な運用を行えなかった。センサーネットワーク技術を用いた節電や省エネ、および活動の効率化はファシリティーの運用に必要な経費の削減のみならず、資産価値の向上にも寄与する。