東京大学産学連携プロポーザル

熱水噴出域固有生物の環境適応機構の解明と生息環境測定技術の開発

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 環境・エネルギー
  • 機械

SDGs

研究内容

深海の熱水噴出域には、化学合成生物がつくる有機物に依存する生物群集が存在する。これらの生物が栄養を得るためには、熱水の近くに生息する必要があるが、熱水には硫化水素等の有害物質が高濃度に含まれている。
この研究室では、熱水噴出域固有生物が硫化水素等の有害物質をどのように無毒化しているのかを解明しようとしている。その際、1000m以深の生息現場の硫化物濃度や温度、pH等を測定する技術や、生物の行動を記録する技術が必要である。

熱水噴出域で採集された二枚貝の一種(シチヨウシンカイヒバリガイ)の殻を開けたところ。黒く見える鰓にイオウ酸化細菌が共生している。
© 井上 広滋

連携への希望

このような技術を開発できる企業や公的研究機関との連携を望んでいる。

公開日 / 更新日

  • 2021年12月27日

識別番号

  • No. 00241-02

カテゴリー

  • バイオテクノロジー
  • 環境・エネルギー
  • 機械

SDGs

公開日 / 更新日

  • 2021年12月27日

識別番号

  • No. 00241-02