人の役に立つ粒子法シミュレーション
越塚 誠一大学院工学系研究科 システム創成学専攻
シミュレーション技術は既に高度なものづくりに欠かすことのできない技術である。さらに、災害予測や医療応用への発展が期待されている。当研究室では、津波の陸上遡上に関する3次元粒子法シミュレーションのような災害対策のための自然災害のシミュレーションに取り組んでいる。また、肺がんの放射線治療の精度向上のための肺の呼吸による変形の粒子法シミュレーション、乳がんの診断のための乳房の変形の粒子法シミュレーションなど、医療応用も試みている。人の役に立つための新しいシミュレーション技術の使い方を追求している。